Cursor新ビジュアルエディタ登場!UI×コード一体化の使い道

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Cursor 2.2で「Cursor Browser向けのビジュアルエディタ(Browser layout and style editor)」が追加されて、UIを触りながらコードに反映できる流れが一気に現実味を帯びてきたよ。ドラッグ&ドロップやスタイル調整→そのままエージェントでコードへ適用、が同じ画面で完結するのがポイント。この記事では、公式発表ベースで「何ができる?」「どんな場面で刺さる?」「無料/有料の注意点」をサクッとまとめるね。

新ビジュアルエディタって何?できることを公式ベースで整理

結論、これは「デザインツール」単体というより、アプリの見た目(UI)を触る操作と、コード変更の実行を“同じIDEの中”でつなぐ仕組み。Cursor公式の説明だと、Cursor Browser上でアプリ・コードベース・ビジュアル編集ツールが同居して、次のことができるようになる。

①ドラッグ&ドロップでレイアウトを動かす

レンダリングされた要素をドラッグして、DOMツリー上の配置をいじれる。ボタンの順番を入れ替えたり、セクションの並びを変えたり、グリッドの構成を試したり…が視覚的にできる感じ。

②React等の“コンポーネント状態”を直接テスト

コンポーネントのpropsをサイドバー側に出して、状態・バリエーションを切り替えながら見た目を確認できる、という説明。UI検証のスピードが上がりやすいタイプ。

③スライダーやカラーピッカーでスタイル調整(デザイントークンも)

フォント・余白・色・flex/grid/タイポグラフィなどを、スライダーやパレットで調整できる。さらに「自分のカラートークン/デザインシステム」前提の操作も想定されてるのが良い。

④“Point and prompt”=クリックしてAIに指示

要素をクリックして「これを大きく」「これを赤に」「順番入れ替え」みたいに自然文で指示すると、エージェントが並列に走って変更を進める、というノリ。

そして大事なのが、見た目を触って終わりじゃなく、エージェントが“該当コンポーネントを探してコードを更新”するところ。いわゆる「UIいじり → CSS/コンポーネントの修正 → 反映確認」の往復が短くなる。

Cursor Browser 向けビジュアルエディタ
Built to make you extraordinarily productive, Cursor is the best way to code with AI.

どんな開発で刺さる?“使い道”を5パターンで考える

「便利そうだけど、結局いつ使うの?」に答えると、刺さるのは主にフロント寄りの“調整コストが高い瞬間”。

使い道①:デザイン微調整の“無限スクショ往復”を止める

「余白あと8px」「このボタン角丸もう少し」「ホバー時の色だけ違う」みたいな小粒タスクって、地味に時間が溶ける。ビジュアル操作で方向性を決めて、コードへ適用まで一気にやれるのは強い。

使い道②:レスポンシブ崩れの初動が速くなる

grid/flexを触って「どこが原因か」を体で掴める。そこからコード反映へ繋げれば、修正の一発目が当たりやすい。

使い道③:デザインシステム(トークン)適用の漏れを減らす

色・タイポ・余白を“トークン前提”で触れるなら、場当たりCSSを増やしにくい。チーム開発だと地味に効くやつ。

使い道④:Reactコンポーネントの状態確認がスムーズ

propsで状態を切り替えながら見られる想定なので、Storybook的な「状態切替→見た目確認」をIDE内で寄せられる可能性がある。
※もちろん既存の検証環境が強いなら、そことの役割分担でOK。

使い道⑤:非エンジニアとの会話がやりやすくなる(ただし期待値調整)

Wiredでも「デザイン操作とコードの溝を埋める」方向性が語られてた。デザイナー/PMとの“言葉で伝わらないニュアンス”を、画面を触りながら詰められるのは確かにうれしい。

導入手順と注意点(無料/有料の“曖昧さ”を避ける)

まず前提として、このビジュアルエディタはCursor 2.2の新要素として変更履歴に載ってる(Browser layout and style editor)。なので、使うならCursorを2.2系にアップデートが第一歩。

ざっくり導入の流れ(UI名称は環境で変わる可能性あり)

  • Cursorを最新版(2.2)へ更新
  • Cursor Browser(埋め込みブラウザ)を開く
  • 右側サイドバー/コンポーネントツリーの表示 → 触って調整 → エージェントでコードへ適用
    この“できること”自体は公式ブログとchangelogで説明されてる。

無料/有料の注意点(断定しすぎない言い方で)

Cursorの個人プランは、無料のHobbyと有料のPro/Pro+/Ultraがあり、無料でも触れる可能性はある。ただし公式の料金ページを見る限り、HobbyはAgentリクエストに制限があり、ProはAgentの上限拡張やBackground Agentsなどが入る。つまりビジュアル編集自体が動いても、「適用をガンガン回す」と制限に当たりやすいのは注意点。

  • Hobby(無料):Agentリクエスト制限・Tab補完制限など
  • Pro($20/月):Agent上限拡張、Tab補完無制限、Background Agents等
  • Pro+($60/月):OpenAI/Claude/Geminiモデル利用枠が「Proの3倍」
  • Ultra($200/月):利用枠がさらに増&新機能優先アクセス

実務で事故らないための注意点3つ

  1. 適用前に差分レビューは必須
    見た目が合っても、CSSが増殖したり、想定外のコンポーネントまで触ったりは起こりうる。
  2. トークン/設計があるチームほど“ルール”を先に決める
    「直書き禁止」「Tailwindのクラス優先」など、運用ルールがないと後で地獄。
  3. アクセシビリティや表示崩れは別途チェック
    見た目が整っても、キーボード操作やコントラストは別問題。Cursor Browserの文脈には監査系もあるけど、最終確認はいつも通りやろう。

Cursor 2.2の新ビジュアルエディタは、UIを触る→AIに指示→コードへ反映を同じ画面で回せるのが最大の進化ポイント。ドラッグ&ドロップ、props状態切替、スライダー/カラーピッカー、そして“クリックしてプロンプト”で変更まで持っていける。無料でも試せる可能性はあるけど、HobbyはAgent制限があるので、仕事で回すならPro以上が現実的になりそう。まずは「余白/色/レイアウト崩れ」みたいな小さめのUI改善から試すのが一番おいしいよ。

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