「友達のアカ乗っ取りごっこ」が流行?絶対にやってはいけない理由と対策

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最近のZ世代・子ども世代の間で、友達のSNSにログインしてふざける「アカウント乗っ取りごっこ」的なノリが話題になっています。でもこれ、ただのイタズラでは済まないことも多く、場合によっては“犯罪”や深刻ないじめに発展することも。この記事では、「なぜ絶対にやってはいけないのか」と「大人ができる防止策・対策」を、ライトにサクッとまとめていきます。


「友達のアカ乗っ取りごっこ」ってどんなこと?

まず「アカウント乗っ取りごっこ」は、その名の通り友達のSNSアカウントを勝手に使って投稿やDMを送る遊び感覚の行為のことです。パスワードを知っていたり、スマホを少しの間預かったりしたスキにログインして、ふざけた投稿をしたり、意味深なメッセージを送ったりするケースがあると言われています。

Z世代や子どもたちの間では、

  • 「仲いいから大丈夫」
  • 「どうせすぐバレるしネタでしょ」
    みたいなノリで軽くやってしまうこともあるようですが、やられた側はかなりのストレスや不安を感じるという声もあります。

さらに、子どものSNSトラブル全体で見ると、なりすましやアカウント乗っ取りは年々増加傾向にあるとされています。
「ごっこ」レベルで済んでいるうちに、家庭や学校、そして大人側で止めておくことがかなり重要です。


なぜ「ごっこ」でも絶対NGなのか?3つの理由

結論から言うと、「友達だから」「遊びだから」という言い訳は通用しません。理由は大きく3つあります。

1. 不正アクセス・プライバシー侵害になる可能性

たとえ相手が友達でも、許可なくアカウントにログインする行為は“不正アクセス”にあたる可能性があります。パスワードを勝手に使ったり、認証コードをこっそり見たりしてログインするのは、冗談では済まされない領域です。

また、DM・写真・連絡先など、その人のクローズな情報を勝手にのぞくことはプライバシー侵害にもつながります。スクショを勝手に撮って別の場所に貼る、他の友達に転送する、などもかなり危険な行為です。

2. いじめ・人間関係トラブルに発展しやすい

「ごっこ」のつもりでも、

  • 恥ずかしい内容を投稿される
  • 友達への悪口を“本人のアカウント”から送られる
  • 変な画像を勝手にアップされる
    などが重なると、いじめ・孤立・クラス全体のトラブルに一気に発展します。実際に、なりすましアカウントによる嫌がらせで学校や保護者、警察が動くケースも報告されています。

一度広まった投稿や画像は完全には消しきれず、「デジタルタトゥー」として残ると言われています。

3. 「騙されることが当たり前」の感覚になる

さらにやっかいなのが、アカ乗っ取りごっこが普通になると、

  • 「SNSは、誰が本物か分からなくて当たり前」
    という感覚に慣れてしまうことです。

そうなると、本物の犯罪者によるなりすましや詐欺にも引っかかりやすくなります。実際に、子どもを狙ったなりすましや個人情報の聞き出しは、年々問題として取り上げられています。


今日からできる「アカ乗っ取りごっこ」を防ぐ4つの対策

ここからは、親・先生・大人側ができる実践的な対策をまとめます。サラッと読んで、そのまま家庭や職場で共有できる内容にしてあります。

1. 「なりすまし=いじめ・犯罪予備軍」とはっきり伝える

子どもに対しては、

  • 「友達のアカウントを勝手に使うのは“面白いイタズラ”じゃなくて“いじめ・犯罪の入り口”だよ」
    と、言葉を選びつつもハッキリ伝えるのが大事です。

弁護士や専門家も、未成年のなりすまし行為が法的トラブルの火種になっていると警鐘を鳴らしています。

2. パスワードの「共有しないルール」を徹底

アカ乗っ取りごっこが起きる背景には、

  • パスワードを友達に教えてしまう
  • 同じパスワードをいろんなサービスで使い回している
    という問題もあります。

家庭内ルールとして、

  • パスワードは家族にも友達にも教えない
  • 誕生日・名前など分かりやすいものは使わない
  • できれば二段階認証をオンにしておく
    などを一緒に設定しておくと安心です。

※ここでは具体的な攻撃方法ではなく、「守り方」だけを子どもと共有するのがポイントです。

3. スマホ・SNSの「使い方ルール」を一緒に作る

フィルタリングやペアレンタルコントロールだけでなく、

  • 何時以降は利用しない
  • 知らない人とはDMしない・会わない
  • 困ったら必ず親や先生に相談する
    といったルールを子どもと一緒に決めることが大切だと言われています。

「上から禁止する」のではなく、

  • どんなトラブルが増えているか
  • 自分が被害者・加害者になったらどう感じるか
    を話し合うと、納得感のあるルールになりやすいです。

4. 大人もSNSやトラブル事例を“ざっくり”把握しておく

最後に実は大事なのが、大人側もSNSの空気感を知っておくことです。
最近は、

  • なりすましアカウント
  • 裏アカでの愚痴や悪口
  • コミュニティ内での除外・いじめ
    など、地味だけどジワジワ効いてくるタイプのトラブルも多いと指摘されています。

完全に追いきる必要はないですが、
「なんとなく、こういうトラブルが増えてるらしい」
くらいは知っておくと、子どもが困ったときにキャッチしやすくなります。


「友達のアカ乗っ取りごっこ」は、やっている側はただのネタ・遊びのつもりでも、実際には不正アクセス・プライバシー侵害・いじめ・本物の犯罪への入り口になりかねない、かなり危険な行為です。
私たち大人が、なりすましやアカウント乗っ取りのリスクを知っておき、「パスワードを共有しない」「アカウントは自分だけのもの」という感覚を子ども世代に伝えていけるかどうかがポイントになってきます。身近なところから、今日話題にしてみるのもアリだと思います。

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